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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 すべての鍵


アルの問いかけに、あぁ‥とだけ答えルイスは腰につけた短剣を取り出すと、台座についた苔をガリガリと落とし始めた。



「やっぱりこれは湖の中にあった物じゃないな‥
石にまとわりついてるのも水中の藻じゃない。
‥地上の石に生える苔だ…と‥よし、取れた」


ルイスはそう言いながら、削り取った苔埃をフゥーっと息で飛ばす‥そして見えてきた五ミリ幅の長方形の縦のすき間に短剣を‥


「っ‥‥おっ‥なんだこれ‥結構硬いな?」


突き刺そうとしたができなかった‥

長方形のすき間には土が詰まり短剣の行く手を阻んでいる。ルイスは何度か挑戦したがやっぱり無理だった。

「なにやってんの?」

「いや‥箱状の台座だったからもしかすると何か入ってるかと思って‥鍵穴らしいのは見つかったからぶっ壊して開けられればって思ったんだが」

不思議な顔で尋ねるアルに説明してルイスはあ!っと声をあげる

「お前の剣を貸せ!!
その剣の切れ味ならこんな石の鍵穴ぐらい簡単に壊せるだろ?」

ルイスはアルに手を差し出した‥

「え‥この剣は隊長さんには‥‥」

そぅ、この剣はアルにしか手にすることが出来ない。
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