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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第3章 始動!


「……ル」


「ん‥」

「‥アル起きて!!朝だよ!!」

「‥‥ぁ‥マーク?‥はよぅ‥zzz‥」


「…って…なんでおはよう言ってから寝るの!?
ホントにアルは寝ぼすけなんだからぁ!」

―ボフッ!!

「‥ぅっ‥ご、めん」


マークはアルの上に思いきりダイビングをしてアルを眠りから覚ました。


「ロイお兄ちゃんももう起きてるよ!」

「わかった‥」

マークはそれだけ言うと部屋を出て行った。
アルは着替えをしながら考える。


‥今日のはなんだろう‥

夢?

何だかいつもの夢とは違った感じが‥

すごく、辛くて悲しい‥
なんだろぅ?この気持ちは?

誰かがすごく泣いていたような‥
そしてあたしもとても悲しい気持ちになった……


何だか気分が重い…。


アルは着替えを済ませため息を吐きながら部屋を後にした――











「おはようアル!」

ロイドが笑顔で挨拶してくる

「ぁ、‥おはよう。」


「ん?なんだ、元気ないな?
調子悪いのか?」


ロイドは心配そうにアルの顔を覗き込んだ。


「ん‥ちょっと夢を見て…」

「夢?どんな?」

アルは聞き返すロイドの顔じっと見つめた…

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