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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第3章 始動!


「はぁぁ――――ッッ


そうだよなっ!
普通は笑うよな」


ルイスは椅子の背もたれに体重をかけながら脱力して伸びた
言った本人も何だか呆れ気味だ‥


「じゃあ、アル‥
ちょっと俺のおとぎ話に付き合え!」


真剣に語るから笑えるんだよな‥

そう思ったルイスは開き直りながら物語を語り始めた

そして神々の戦争や闇の王の話しを語るルイスの言葉にアルの目つきが変わり始める‥

「‥‥‥で、唯一その闇の王を倒すことの出来る者、それが『神の従者』って
呼ばれる者らしっ‥」


「――――!?っ‥

‥神の‥従者?―――」


「ん?どうしたアル?」


「え?‥あ、あぁ‥何でもないっ」


アルは反応しながらも首を振って否定する

“神の従者!?……”


ただ‥ルイスの言った言葉が頭から離れなかった――


そしてルイスは続ける。


「まぁ‥‥‥
おとぎ話だと思ってくれていい‥‥‥
ただ、このおとぎ話の為に各国のお偉方が必死に駆けずり回ってるのは確かな話しなんだ…
“一晩の内に村が忽然と消えさり、黄金に実った稲穂が砂漠と化す”

これは現実に起こっている事だ‥」


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