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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 夢の続き

「おはようアレン! 一昨日はありがとう!

プレゼントはさっそく使わせてもらってるよ!」


「…そ、そうですか…っ…喜んで頂いて光栄です…」

返事を返したアレンは何だかいつもと様子が違っていた。



………もしかして…

「ねぇアレン‥

隊長サンになんか聞いた?」


「……ハ、ィ…すみません」


はは、やっぱり…


気まずい表情を浮かべるアルにアレンは言った


「まったく気づきませんで…
ホントに申し訳ないことを…」


「ぁあ、そんなっ…
いいんだよべつにっ……

こっちが気づかれないように騙してたんだし…悪いのはこっちの方だから…あは…」


カウンター越しに頭を下げるアレンにアルは慌てて詫びていた


「あー…でも、…他の人達にはやっぱりさ…都合が悪いから黙ってて欲しいんだけど……」


申し訳なさそうに言うアルにアレンは優しく微笑んだ

「ふふ…ええ、もちろんですよ。

でも、王族の皆様には報告がいってると思いますが…心配は要りません。
皆さん、アルの味方ですから!

これからは陰ながら色々と優遇してくれると思いますよ!」


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