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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第2章 4月は運命の出遭い
菅野は香奈を無視し、麗華に目礼して歩き出す。

「待ってぇ、菅野先生〜」

こちらをひと睨みしてから香奈が菅野を追っていき、一人きりになった麗華は気が抜けてベンチに座り込んでしまった。

(菅野先生…)

もらったコーヒーを飲み干した後も、菅野の手の温もりが残っているようで空き缶を捨てる気になれない。

しばし缶を見つめた麗華は水道水で中だけを洗ってハンカチで包むと、宝物のように胸に抱いて職員室へと戻った。



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