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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第6章 微かな希望の夏休み
あれよあれよという間に麗華は布団に寝かされ、菅野は車で街まで薬を買いに行き、雷造が氷枕を作って部屋に入って来た。

「コレが目の毒だったかのう?」

枕元で雷造は褌に包まれた巨根をこれ見よがしに麗華の鼻先に突き出す。

「やめてください」

顔を背ける麗華だが動揺は隠しきれず、認めたも同然だった。




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