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第6章 微かな希望の夏休み

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どの薬にするかと訊かれてもそもそも仮病なので必要ないのだが、せっかく買ってきてくれたので風邪薬を選んで飲んだ。

菅野は麗華の不調に気づけなかったことを悔やみ、純粋に心配して甲斐甲斐しく世話をしてくれるので罪悪感で胸が痛くなる。

熱があるように見えるのはアナルパールと雷造の愛撫によって発情したからなどと知られたらどうなるのだろう？