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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第7章 9月は色接待
ふらつきながら隣の席へ行くと、また同じことをされる。
その次も、次も…

そして色間には、
「僕には口移しでお願いしますよ」
酒を注いだ猪口を渡された。

嫌々ながらその酒を口に含むと、気の早い色間に顎を掴まれ唇を重ねられる。


「ふ…ッ…んッん…」

色間は更に舌を捩じ込んできて、口内を蹂躙した。




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