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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第7章 9月は色接待
虫酸が走るほど嫌いな相手の手でも感じてしまう自分の身体に麗華は嫌気がさす。

「冷たい微笑で僕を袖にした高嶺くんがこんなに乱れるなんて…彼に動画を見せられた時は別人ではないかと我が目を疑いましたが、あの痴女は本当に君だったんですね」

「ど、動画って…」


色間の言葉に嫌な予感がして聞き返した。




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