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Love Emotion
第4章 インシデント
「…うん、食べようかな。何があるの?」
「冷やし中華とざるそばと…、おにぎりはツナマヨと昆布と梅があるよ。あとペットボトルの麦茶二本。何食べたい?」
森山君が白いレジ袋の中身を見せる。
「先に選んでいいの?」
「もちろん。買いすぎたから食べてもらうのに、俺が先に選ぶわけにはいかないじゃん」
にっこりと笑う顔は優しくて、私は遠慮せずに、そのままお言葉に甘えることにした。
「じゃあ、冷やし中華とツナマヨとお茶くれる?」
「ん、了解」
私は森山君が出してくれた冷やし中華とツナマヨおにぎりと麦茶を受け取った。
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