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MY GIRL
第13章 誓い
「うん、3回が丁度いいの!最近痩せたし、もう1回曲げようと思ってるの」

…4回?

それって女にとっては普通なのか…?

曖昧な表情を浮かべる俺に言葉を重ねる美咲。

「もっと痩せたいなぁ」

…ちょっと待て。

「はぁ…?え…痩せたい?今痩せたいっつった?」

「ん?うん。痩せたい」

「バカなのか!?これ以上痩せんなよ!」

「えー!?バカじゃないー!デブだもん、あたし!」

「デブ!?お前…1回眼科行ってこい。その折れそうな体のどこがデブなんだよアホか」

俺の中でのデブは…同じ講義受けてて一番前の2つの椅子陣とってる鼻息荒い太川…かな。

大学の入学式で、重さでパイプ椅子壊した強者。

あれと美咲を比べようと思ったら美咲が余りにも細すぎて、違うものに見えてくる。

「まだまだ頑張るよ。健康に痩せたいんだー、リバウンドしたくないから」

…美咲のまだって、どれ位だろうか。

「無理して倒れんなよ?頼むから」

「大丈夫大丈夫!ていうか、あたしが痩せたの大樹のお陰なんだよー?」

「…俺?」

何かしたっけ…

「だって、あの、…エッチ、してるから」

「…っ」

顔を真っ赤にして上目遣いで見上げてくる美咲。

…可愛すぎる。

「…ほ、ほらっ、エッチって体物凄い動かすじゃない?いっぱい汗かくからいい運動に…っんん」

懸命に言い訳する美咲の唇を深く塞ぐ。

貪るように口内を犯し、抱き上げてベッドに押し倒した。

「…いただきます?」

「…っん、召し上がれ…っ」

約3週間ぶりの美咲の体。

離れてた分、俺を刻み付けるように愛した。






軽い睡眠をとって起きると丁度美咲も起きたらしく、寝ぼけ眼を俺に向けてふにゃりと微笑んだ。

その可愛さに理性が吹っ飛びかけ、再び美咲をベッドに沈めて啼かせた。






そういや…何だったんだ、さっきのは。

俺の腕枕に頭を預け、安らかな寝息をたててる美咲の髪を優しく撫でながら、さっきの事を思い出す。

美咲の教室の前で美咲を抱き締めた時、殺気を感じて顔を上げたら、1人の男と目が合って驚いた。

…凄ぇ目で睨まれた。


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