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男の娘のボクに彼女と彼氏ができるまで
第2章 百合音さんの好きなこと
可愛いもの巡りをするのは好きだった。
でも、いつも一人だった。
一緒に回れる仲間がいたら、もっと素敵だろうなって思っていたけれど、それが百合音さんのおかげで叶いました!
本当にありがとう百合音さん!
ボクにとってあなたは、天使どころか神様です!
結局ボクはショップの紙袋を手に店を後にした。
浮かれた気分で歩いていると、百合音さんが髪を耳にかけながら言う。
「ねぇ、これからうちに来ない? 柳はバイトでいないし」