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男の娘のボクに彼女と彼氏ができるまで
第2章 百合音さんの好きなこと
「ふぁっ」

慌てて口を押さえる。
何、今の。
百合音さんの前で恥ずかしい。

「気持ち良いんだ?」

「ご、ごめんなさい」

「なんで謝るの? 可愛いよ?」

百合音さんは爪の先でひっかくように胸の先を転がし始める。

「あっ、あっ、だめっ」
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