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男の娘のボクに彼女と彼氏ができるまで
第2章 百合音さんの好きなこと
「ねぇ、はみだしてる」

膨らんだ先端は窮屈な下着に収まり切れず、しっかりと頭を出していた。
その先っぽを百合音さんの白い指に突かれる。

「見ないでください……」

「なんで? 本当は見て欲しいんじゃないの?」

百合音さんは心底楽しそうに唇を吊り上げた。
ああ、やっぱり彼女は天使じゃなくて、小悪魔かも。
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