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男の娘のボクに彼女と彼氏ができるまで
第2章 百合音さんの好きなこと
「ご、ごめんなさ……」

「いいよ、興奮する」

百合音さんは笑って棚からゴムを取り出すと、口で包装を開けた。
どぎつい蛍光ピンクの製品を、白い指でボクの雄に被せていく。

「百合音さ……」

ボクの上に百合音さんが跨がってくる。
宛がわれた場所に目が釘付けになる。
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