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第14章 試着室でエッチなLesson

あの夏のお祭り……そう言えば今年は中止になったってニュースで見たっけ……その振替が今日なんだ！
先生ったらさっきはわざと意地悪言ったのかも……

やったー！！
確かに夏祭りではないけど、花火！　秋祭り！　屋台めぐりデートかもしれないっ

私は小さくガッツポーズをしていた。
でもスカートはこんな風だし……問題は何を着て行くか、だよね。

だけど今からお祭りに行くなら、もしかしたら先生が探してくれてるのって……いや、もしかしなくても……

「やっぱりこれだな。あとは……」

先生はたくさん並んだ浴衣の中から、迷いもせずに一枚を手に取り、戸惑う私にあてる。それは葡萄色したとても綺麗な浴衣だった。

そして次々に浴衣に合う小物とか……必要ななものを一式手際良く揃えると、私を試着室へ押し込めてからレジへ向かう。

そして少し待っていると、先生が店員さんと話す声が聞こえてきた。