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先生、早く縛って
第17章 思いきり抱いて

部屋の中を見渡すと、ところどころ……いくつか置いてある大きな椅子みたいな、赤やピンクの変な形をした器具の近くの壁がみんな鏡になっている。

鏡張りの壁に映る、先生と浴衣姿の私……

もしかして、あんなのを使ってエッチしながら……その光景を自分で見たりしちゃうんだろうか。

使い方は何だかよくわからないけれど、いやらしい器具の前で裸の先生と私の身体が繋がって……

あぁっ……それってめちゃくちゃ恥ずかしくて、考えるだけでまた濡れちゃいそう……

そんなことを考えていると突然、先生がパチンと部屋の照明を切り替えた。

部屋全体が暗くなるのと同時に、赤いスポットライトにそれぞれの器具が照らされて……まるで恐ろしい生き物みたいにその姿が浮かび上がる。

よく見ると全ての器具に手枷足枷まで付いていて……ラブホテルの一室が、一瞬で拷問部屋のように姿を変えてしまった。

これが、SMホテル……

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