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先生、早く縛って
第20章 あなたのために……

「う……う……」

苦しいよ……

「う……うわぁぁん……うぅっ……うぇぇぇん!」

流れる涙がポタポタと床を濡らす。

だって、先生……
この身体の痛みは先生がくれたもので。
一日経った今でも、私の身体は先生の痕を確かに感じて……さっきまではそれがうれしくて……幸せで……

でも、もう……

もう、ぐちゃぐちゃだ……何もかも。

……私の初めての恋はこうして終わってしまった……

涙と……痛みだけを遺して。



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