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先生、早く縛って
第3章 キケンなお仕置き

夏の名残を残す、スカイブルーの空にくっきりと映える濃紺色のスライダー。それはまるでビルか何かみたいな大きさで晴天の空にそびえ立っていて……間違いなくスリル満点。

実際かなりの人気みたいで、階段には上から下まで何十人もの行列ができていた。

家族連れや、学生のグループがわいわいと、興奮を隠しきれない様子で並んでいて……みんな、すごく楽しそう。

なのに私は……ひとりぼっちで。
心細さと緊張で足がすくむ思いだった。

私が感じているのはみんなとは違うドキドキ。
こんなに恥ずかしい恰好で……

私がこれから挑むのは、エッチで恥ずかしいお仕置きなんだ。

それにしても、じっとしてるだけでますます濡れてしまうような気がしていたのに……階段を上るという動作をすると、あの辺りがさらに気になってしまって仕方がない。

それに先生が言うように、恥ずかしい液でもっと透けてきてしまったら……?

その時、なるべく足を上げないようにそろそろと階段を上る私の後ろを、5人組の男の人たちがピッタリと着いて来てきていることに気が付いた。

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