この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
先生、早く縛って
第29章 つなぐ想い

あ……私、緊張して……今まで店員さんの顔すら見ていなかった。

「ハイ……」そう言って深呼吸すると、「すぐに石塚を呼んできますね」と彼女はすぐにお店の奥に消えた。


「お帰りなさいませ、お嬢様! 本日はありがとうございます!」

活気ある店内でも一際大きな声でそう言いながら石塚さんが近づいて来て、私の足もとに王子様みたいにおおげさに跪く。
後ろから着いて来ていた春菜さんがすかさず

「いつからそういうお店になったんですか?」

とちょっとクールにツッコミを入れて……私は思わず声を上げて笑っていた。

日に透けてキラキラ輝く金髪と、その笑顔が周りまで華やかにして……大きすぎる声がちょっと浮いてはいたけど、やっぱり素敵な人だなぁと思う。

あぁ、なんか……石塚さんにときめいたりは絶対しないんだけど、でも……久しぶりに会えて、うれしくて……胸がいっぱいで涙が出そうだ。

/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ