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二人の恋
第18章 想い
宅急便の人が帰ったであろうタイミングで
木崎さんは奥の入口までこじ開けた

「んあぁぁっ」

その途端に体に力が入らなくなってしまった

体の痙攣が収まらず
焦点も合わない

ガクガク震えていると

木崎さんはニコッと笑い
『お風呂入ろうぜ
汗かいただろ?』

と言い出した

誰のせいで汗をかいていると思ってるの?
しかもまだ体の痙攣収まってないのに

でもそう思いながらも
私の顔は
ほころんでいた
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