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秘蜜に濡れて
第5章 purple line
僅かな灯りに浮かび上がる撥春の上半身の筋肉の陰の美しさに、あいりは息を呑んだ。

撥春はあいりの腕からブラを外し、乳首を口に含んだ。

「ひゃ…ぁあ…

…っ…ん!」

片方を舌で舐られ、片方を指で愛撫される。

「…ゃあ…っん…

…い、さか…さ…はぁ…」

「撥春」

「…っん!…ンん…っ!」

「撥春、だよ」

乳首を甘噛みすると、あいりの身体がビクビクと揺れた。

「それ…やぁ」

「嫌なの?ぴんぴんに勃ってるから、もっと舐めて欲しいんじゃないの?名前、言ったらしてあげる」

爪の先で引っ掻くとあられのない声が零れていく。

「はっ…つ…はるさ……

…あぁ…ん!」

「よく言えました」

瞳の端からポロリと涙が零れた。

その涙を舌で拭ってやると、スカートに手を掛けた。
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