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Love adventure
第8章 冷たい雪、熱い吐息
「いやあーー昨日のライブも最高だったけど、今夜は星の王子ちゃんも、クレッシェも最高すぎたね!星の王子ちゃんたちが一生懸命に演奏しているのを見てたら、クレッシェのデビュー前を思い出したよ……あの頃客が集まらなくて、路上で歌ってたよなあ……
 僕は変装してサクラで応援に行ったよ……えっ?なんで変装するかって?そりゃあ!
『あいついつも居るな。どうせサクラだろ』て通行人に思われるじゃないか!だから顔バレしないよう、毎回工夫を凝らしたんだよ……
 ある時は『スパイダーマン』もどき、ある時は『セーラームーン』もどき、ある時は『スチャラカ銀行マン』風……『ゆるキャラ』風……着ぐるみ作って、それを着て応援をしたなあ……
 え?どんなゆるキャラかって?……ふふふ。それはね。名付けて、じゃんっ!
『嵐を呼ぶはまじろう』!
 はまじろうは百年前に生まれた竜巻の妖精なんだ。はまじろうが通り過ぎると、なにもかも巻き上げてしまうんだ……着ぐるみのデザインは風のイメージでねぇ……」

 ライブは大盛況に終わり、皆で後片付けをしている最中だが、浜田に真剣な顔で

「ほなみちゃん。重要な話があるから、ちょっといい?」
と手招きされたが、理解できない話が終わらない。
いつになったらその重要な話が始まるのだろうか。相づちを打ちながら密かに焦れていたが、浜田の意味の無い熱弁はヒートアップして終わりそうになかった。

「ほなみさん」

 心ここにあらず状態でぼうっとしていたが、突然低い声が後ろからしてびっくりして振り向く。
 野村が救急箱を手にして立っていた。

「……怪我人がいるんで応急手当て頼めますか?」
「えっ?そうなんですか?私で大丈夫かしら。」
「小さな怪我なんで、大丈夫っす……浜田さん、すみません、ほなみさんを借ります」

 野村が小さく頭を下げると浜田は「わかったよーーほなみちゃんまた後でねっ」と引き下がったので、ほなみはホッとした。


(やっと解放される……)
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