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幽霊は勃起する
第2章 幽霊は勃起する
 するとユウは号泣しながら私と同じレベルで、


「みゃうううううーーーーん!!!ごめんなっひゃーーーーうぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」



 などと叫ぶと、唐突に射精した。
 新居住者が意味不明なら、旧居住者も意味不明である。
 しかし我々は互いにこの瞬間ある意味で「うちら相性がイイカモ♪」と確信したのかも知れない。




 ところで、幽霊のユウが放った精液に関してであるが、これは天井に向かって弧を描いて私の頭にビチャと落下した。
 これまた驚愕した。
 幽霊の精液が具現化するとは・・・・!

 私は一瞬我を忘れ、あのクソが放ったものの味を思い出し「うはw精液アザス!」と思いつつ髪の毛に付着した精液を指ですくい取った。
 しかし、感触はあったものの、見てみれば実際には具現化しておらず、感触だけのもののようだった。


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