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ジェミニの檻
第12章 優しさの使い方
由岐の指がぐちっと蜜壺に差し込まれると、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら、めちゃくちゃに掻き混ぜられる。

その度にあられのない嬌声を漏らさないように必死に下唇を噛む六花がいた。

切ない疼きが下腹に広がり、ざわめく痺れが脚を支配する。

「ゆ、きぃ…!だめっ…も…」

「六花、背中痛いだろ?」

木の幹に背中を預けていた六花の手を自分の背中に回させる。

捲れ上がったTシャツとスカート。

夏の生温い風が掠めても、沸騰した熱を冷ますことなど出来ない。

「パンツ、脱ご」

六花が頷くより先にするすると左足から抜き取られ、右足首に引っ掛かったまま、くるりと反転させられた。

木の幹に手をついた六花。

捲ったスカートの裾をウエストに差し込むと、まろやかなお尻が露わになる。

「由岐…恥ずかし…」

「可愛い、六花、すげぇ唆るっ…」

手早くベルトを外して前を開けると、下げたパンツから雄幹がぴんっと空を仰いで飛び出す。

六花に背後から覆い被さり、両手はおっぱいをやんわりと包み、雄幹は股の間に差し込まれる。

おっぱいをやわやわと揉みしだきながら、腰もゆるゆると前後する。

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