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第16章 Crafty race

プツッとブラウスのボタンが背後から外されていく。

脹脛を撫で上げていく手も感じる。

ブラのホックを外されると、ふるんと双丘がまろびでた。

それはきっとどちらかの目前に曝されていると思うと六花は少しでも隠そうと身を捩った。

「ひっあぁ…」

きゅっと乳首を摘まれると、あられの無い声が溢れてしまう。

「んんっ、ぁあっ…」

もう片方が熱い口内に含まれて舌先で捏ねられる。

「六花は乳首が弱いんだよな」

「は？六花は耳だよ、こうやって噛まれるのがイイんだぞ」

耳元で囁きながら、耳朶をつうっと舐め上げた後食まれると六花の身体がビクッと痙攣した。

「どっちで感じたの？」

「お、願ぃ…やめて…」

「まだどっちか解らない？」

大きくて温かい手が乳房を揉み挟む。

指の間に挟み込まれた乳首は紅く勃ちあがり、柔肉を揉みしだく度にぷっくりと主張していた。

唇で挟まれ、舌先で転がされると心臓がどくどくと跳ね上がった。

「ああっ…そ、れぇ…いやぁ…」

ふっと乳房が解放されたかと思った次の瞬間、指が乳房の下側から持ち上げるように揉み絞りだす。

背後に居た方に代わったのだ。

じゃあもう一人は？