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儚げな~君を俺が守る
第6章 2人
久しぶりに座る椅子

「みなさん、ご心配おかけしました。今日から…変わりなくいつものように…頑張ります」

「いいの?もう」

「はい~吹っ切れました昨日凄く迷惑な告白ききました」

「何が迷惑なんだ?逃げ出した奴が…おかえり、美優」

「ただいま…部長さん、またよろしくお願いします」

「た たんま!」

「何故よける?」

「神聖な仕事場です」

「へい、そうでした」

良かった。また元の部長

あの場所は美優が座る椅子 俺の真正面


「また、ニヤニヤしている」

「これで良かったんだよね」

「でも美優…連絡先教えておかないと…」

「教えているはずだよ…」

「部長さん…ちょっと携帯かしてください」

「何故?」

「私教えてましたよね、連絡先を…忘れないように…入れ直す」

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