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官能BL
第1章 声を出したらだめ


負けたと確信した瞬時に、肩の力もガクンと落ちた。

…あっけなく…


「…ぐふ、カネキくん中々強情だったよ?でも負けちゃったねくふふ」

キモい……

「…そもそも、月山さんずるいんですよ。酷いし。
月山さんだけ服着て、僕だけ全裸で、なんか僕だけが楽しんでるみたいじゃないですか…!」

「か、カネキくん拗ねないで?…僕だってすごく楽しんだよ?何より我慢したカネキくんを見れて最高にゾクゾクしたよ…涙ぐんだ顔に困り眉…それに欲しがるように動く腰…ふふふ…っ可愛いよね///」

「…最悪だ…半殺ししたい…」

「それは軽いジョークだろう?カネキくん」

「いえ。それより、月山さんが勝ったんですから、何かあげないといけないですか?僕の肉ですか?」

「実に欲しいが…今日は、性的に頂きたい。だから僕が満足するまで抱いていいかな?」

「……別に…それなら」


後処理が面倒だけど。




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