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第3章 天使のアレ

それにあんまり見ないようにしてたけど、ズボンの股間が窮屈そうに膨らんでいる。

実は今朝みたいな夢を見るのは初めてではない。
でも腰回りはいつも絵画に描かれる天使の如くふんわりとした布で覆われていて、決して盛り上がったりはしていなかった。

いくら美形でも天志とて男の子だから『付いて』いて当たり前なのだけれど…

あたしは保健体育の時に習った男性器のイラストを思い出そうとした。