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第18章 【番外編】梢と駿兵(２)

無理やり引き剥がそうとして梢の腕を掴み、その細さと柔らかさに頭がクラクラする。

「頼む…逃げないから逃げてくれ」

「な、なに言ってるの」

「襲っちまいそうだから、俺から逃げろっつってんだよ！」

「それなら余計に逃げないよ！だって襲われたいんだも…んんッ」

その瞬間 我慢が限界を越え、梢の頭を抱え込むようにして唇を貪った。