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第19章 明日奈と天志【第二部】

「う、ううんッ…あた、あたしが悪いの、た、天志、が来てくれッ…て、う、嬉しかッ…」

「大丈夫だよ、明日奈ちゃん。もう大丈夫、安心して」

ブルブル震えて俺にしがみつく明日奈ちゃんの背中を擦りながら、ベッドに散らばる彼女の衣服をかき集めた。

枕元の唾液だらけのショーツが何に使われたのかは想像に難くなく、床に転がる男への怒りが殺意に変わる。