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教えてア・ゲ・ル♪
第20章 【番外編】マユミの恋
センパイに振り払われるのが怖くて、私は自分から先に手を離した。

「その噂は事実だけど、センパイは関係ない」

「マユミちゃん…」

「センパイ、変なことに巻き込んですみません。始末は自分でつけますから、帰ってもらえますか?これ以上センパイに軽蔑されたくないんです」

私はセンパイの影から出て、顔を見ないようにしてギンタ達に向かって一歩踏み出す。

ちょっと優しくされて、嬉しかっただけ

これはまだ恋なんて呼べるものじゃない

傷は浅い、大丈夫、大丈夫…



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