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教えてア・ゲ・ル♪
第8章 天志side ◎◎
「テンちゃん!」

反射的に立ち上がりそうになった俺を、マユミが腕を掴んで引き止める。

そして黙って首を横に振り、
「邪魔しても、自分が惨めになるだけだよ」
憐れみを湛えた目で諭す。

「私がいるよ」

頬に触れそうになるマユミの手を払いのけ、俺は伝票を持って脇目もふらずレジに向かった。




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