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第5章 誘われて

『じゃあ今夜も僕と頑張ろうね。百済』

｢はいっ｣

顔を真っ赤にさせつつも嬉しそうな表情

本当良い嫁だな。

優しく頭を撫でていればどこからか感じる視線。

『…』

嫌な予感がする

｢…天音殿?学業に遅れてしまうでござるよ？｣

『ん？うん』

僕は百済の首に腕を回して

ちゅっ

｢…!!｣

『いってきます』

車に乗って学校へと向かった。

一応防犯カメラ部屋に付いてるし、大丈夫だよね…?