この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白い背中と君の藍
第7章 ブラック◆消えて…
ガチャッ――――!!

開いている!?

玄関に鍵は掛かっていなかった。

そのままの勢いでドアを開くと部屋の中は、いつものアトリエの光景と変わりない。

だけど孝秀は、そこには居なかった。

「でも鍵が開いているし……」

私の肌に触れる時には、毎回アルコールティッシュで手を拭く程の孝秀が、鍵を掛けないで出かけるとは思えない。

部屋を見渡して目に止まるのは――――

「隣の……部屋」

正直いつも気になっていたんだ。

この扉の向こうは、本当に寝室なのか……。

私とセックスする時は、このアトリエに簡易マットを敷くだけだ。

寝室で行為をしたことは、一度もなかった。

この部屋にはもしかしたら、私が知らない孝秀が隠されているんじゃないかな?

今までの私なら絶対、こんな行動起こさないのに……

どうにも衝動が止まらなくなっていた。

隣の部屋のドアノブに手を伸ばす――――

私が開けようとしているのは……


『禁断の扉』なのだろうか?

/263ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ