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第5章 惹かれて 行く

栗栖社長と夏目副社長を同期会に連れて行き

「ブログ友の栗栖さんと夏目さんです。」

「加奈美いつの間に
イケメンgetいいな～」

イケメン？加奈美にはわからない

「交換条件でお邪魔しました。初めてなので、楽しみたいです」


ワイワイガヤガヤと楽しんでいたら…

「桧山さんもう残業終わり？すごく余裕ね～」

「キャー社長と副社長
こんばんは、こんなとこで飲まなくともあちらで飲みませんか？」

「桧山さん退きなさい。新入社員の癖に邪魔よ
どう取り入ったのか知りませんが…残業に戻りなさい、あなたが受け取ったんでしょう社長からの言葉を」

「わかりました」

「桧山さん…」
「楽しんでくださいね～ブログ書いてください、会社のホームページへ感想でも書いてください」


涙がなんで出てくるの
あの頃のような思いはしないようにしているのに～だから…

「泣くか、パソコン打つかどちらかにしたら？」
「そうだよ…僕達は…桧山さんと飲んで話したいだけなんだけど…メッセージ渋っていたのは、最終的には君が必ず来ると思っていたから、すまん」

「ｱﾊﾊﾊ、何でもお見通しなんだ」

「そういう事は…僕達の秘密にしておこう、君ともっと話したい」

「残業早く終わって
僕達の行きつけの店で飲み直そう」

「いいんですか？」