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第11章 愛を捧げます

加奈美さん行きますよ…
はーい 今日は…楽しみましょうね～

こういう事がデートなんだろう。

ただ並んで歩くのも、
腰に手をまわしてエスコートしてくれる事も
紳士だな～

「社長は…あきらめて僕とこれからは付き合わない？」

「はい～」

「本当にいいの？」

「是非とも」

唇をあてがいそして目を閉じた。

「これで 契約成立だね～」

「うん～末永くよろしくお願いします」

手を差し出して
力強く握った