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第16章 ほんわか

引っ越しも終わり

ソファーにもたれかかって寝てしまった

「加奈美…終わった？」
「仕方ないですよ…ここから居なくなって、ご苦労された方なんですから…無防備にお眠りになられて安心しているんでしょう？」


「こうちゃん…そこは
だめだよ…」

「誰だ その…こうちゃんとは」
眉毛をひきつらせ、今にも…

「こうちゃんとかなみは…こうた？いやだよ、いじめるんだもん」

「誰がいじめた？」

それを聞いていた 西藤執事、懐かしくて笑っていた

「何がおかしい…」

「あの頃よく何かあることに航太様は、加奈美様にちょっかいだしてましたから」

「…」

「お食事は…後ほどで」「ああ…」

加奈美…を抱え
ベッドにおろした
夢をみている
「航太…加奈美初めてなんだよ…優しく」
「なんだ？
俺様と初めて？」
あぁ…んん…いたい…
「私が叔父様と？知らない、なんで言うの？」
いたい…
「俺様のものだ だれにも」
キャー
「航太の馬鹿」
その後加奈美の後を追いかけて親父の部屋にいったら、喘ぎ声が聞こえていたな～

だから俺は…加奈美もここから追い出した？
ん？俺様が…？