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あたしの甘い王子さま
第13章 あたしの甘い王子さま

ジュリアが今さっきまで話していた打ち合わせの件を伝える。
伸太朗も
『それじゃあ仕方ないよね。残念だけど........』
何か企んだ顔しながら受け入れてくれた。


........。
何を、お考えで?






――――――――――
―――――――
――――





「はい。では、今回はありがとうございました」


「いえ、此方こそ。時間調節までしていただき、ご迷惑お掛けしました」


ずれ込んだ打ち合わせが終わったのは22時を半分近く過ぎた頃。


「ここまで纏めておいてくださったお陰で、予定より早く煮詰めることができましたね」


「打ち合わせ開始までお時間いただきましたから、やれるところまでですがね........気に入っていただけて、此方も頑張った甲斐があります」


「セガミさん。貴女とは良い仕事が出来そうです」


「ありがとうございます。私もです」




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