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あたしの甘い王子さま
第13章 あたしの甘い王子さま

こんな激しく求めるキスばかりしていれば、もっと欲しくなるのも必然で........。
晶の舌に強く吸い付いてから解き放ち、唇が軽く触れ合う距離でベッドへ行こうと促す。


同意なんて求めなくても、俺の手は晶の手首を掴んで皺ひとつない綺麗なベッドの上まで連れていく。


晶をベッドの縁に座らせて、自分の着ているものを慌ただしく脱いでいく。
ジャケット、ネクタイ........
少しずつ床に落ちていく俺の服。


シャツのボタンが1つ2つと外されたとき、晶の手が俺のに重なった。


一瞬止まった動きに晶が微笑んで、俺の手をボタンから退かすと、今度は晶がそのボタンを外し始めた。





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