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あたしの甘い王子さま
第7章 ライバル君、登場

「んっ........まっ....て、ねぇ....んっ」


「待てたら....ンッ....ここに晶のこと、呼ばないし?」


此処はいつもの会議室。
他の部署も使用するのに、何故か最近は特に空いていることが多い。


「ハァ....ぶちょ......ね?んっ....まって」


「ンッ....晶、『いつものポーチ持っておいで』で、こうなること解ってたんじゃないの?」


「ぶぅ―――」


唇を尖らせて小さく拗ねてみる。
ずっとあたしから離れてくれなかった部長の唇は
『隙あらばいつでも塞ぎますよ?』
って雰囲気満載。





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