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Memories in White
第18章 休養(入院生活4日目)

向かいのベッドで寝ている、薮川というオッサンに声をかけられた。
(薮川)「俺は、若いのが羨ましいわい。」
(俺)「はぁっ。」
(薮川)「俺、ここに入院して、もう1ヶ月になんのに、誰も見舞いにこん。電話しても、皆忙しい言う。」
「仕事とかなら、仕方ないのでは?」
(薮川)「息子が結婚したんだけど、嫁すらこんよ。土日は休みなのに。」
「はぁっ。」
(薮川)「昨日、夜中に若いの来ただろ?」
「はい。すみません。」
(薮川)「いんだよ。どんな時間でも、あーして時間の合間に来てくれる。」
「…。」
(薮川)「だが、俺の息子夫婦は、こねぇ。」
「…。」
(薮川)「若いの、家族もったらな、幸せにしてやれよ?でないと、なんかあっても、俺みたいなボッチになるからよ(笑)」
「はぁっ。ありがとうございます。嫁大切にします。」
俺が、この病室へ入る前からいるんだな。
(薮川)「俺は、若いのが羨ましいわい。」
(俺)「はぁっ。」
(薮川)「俺、ここに入院して、もう1ヶ月になんのに、誰も見舞いにこん。電話しても、皆忙しい言う。」
「仕事とかなら、仕方ないのでは?」
(薮川)「息子が結婚したんだけど、嫁すらこんよ。土日は休みなのに。」
「はぁっ。」
(薮川)「昨日、夜中に若いの来ただろ?」
「はい。すみません。」
(薮川)「いんだよ。どんな時間でも、あーして時間の合間に来てくれる。」
「…。」
(薮川)「だが、俺の息子夫婦は、こねぇ。」
「…。」
(薮川)「若いの、家族もったらな、幸せにしてやれよ?でないと、なんかあっても、俺みたいなボッチになるからよ(笑)」
「はぁっ。ありがとうございます。嫁大切にします。」
俺が、この病室へ入る前からいるんだな。

