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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第34章 莉愛菜の決意
あたしは、ここ数日考えていた決意を新たにした。
でもそれには海斗様の許可がいる。
あたしは海斗様に抱きしめられながら、顔を上げて海斗様に視線を合わせて言った。
「海斗様、お願いがあるんです。」
「何だ?」
いきなりのあたしの発言に、不思議そうに見つめ返してくる。
「今度の日曜日、お休みを頂きたいんです。」
すると怪訝な顔をして海斗様が問いかけてきた。
「日曜日は俺はここで仕事をしてる日だろ?」
そう、予定ではその日は海斗様は一日このお屋敷で仕事をする予定だと、海斗様の秘書に事前に聞いていた。
海斗様が屋敷にいる日は基本的にあたしはお世話をするため、海斗様から休んでいいと言われない限り仕事なのだ。
でも今回はどうしても休みが欲しかった。