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隷従超鋼ヴァギナス [1] 胎動編
第2章 絶望と希望
「ママーッ! ママーッ」

 泣き叫ぶ英瑠を背に負って、ケイは山道を駆け下りていた。
「ハッ……ハッ……ハッ……」

 心臓が早鐘を打つ。喉から血を吐きそうだ。だが、立ち止まるわけにはいかない。生き延びるだ。
下の国道に出れば……

(国道に出て……どうするの? 逃げても奴らはまたやって来る……そしたらまた逃げて……逃げて逃げて、それでどうなるっていうの? パパもママも、もういないのに!)
「ママぁ……いやああ……」

 英瑠の泣きべそが頬を舐める。母を失った今、背中の妹の命がケイにはずしりと重かった。

(ダメよ……私はお姉さんなんだから……弱気になったりしてはダメ! ママは私に英瑠を助けてって頼んだんだから! 私は……私は……)

 本当は英瑠といっしょに泣きたかった。泣き叫んで母を大声で呼びたかった。だが、それはできない。ケイは歯を食いしばった。気持ちを強く持たないとダメだ。少しでも涙をこぼしたら、多分もう何もできなくなって座り込んでしまうだろう。

(見えた……国道!)

 最後の斜路を滑り落ちるようにして国道に出る。これからどうする? 廃墟となった街に潜んで暮らすか?
しかし、目の前の光景がケイを打ちのめした。

 キリキリキリ……
 ヴ……ヴヴ…………ン

 機械の羽音を立てて、淫機獣が国道へと降りたケイを取り囲んでいた。

 先回りされたのだ。

「あ……」
「お姉ちゃ……ヒイッ!」
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