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隷従超鋼ヴァギナス [3] 浸蝕編
第1章 シンクロ露出ブリーフィング
 今、自分はちゃんと服を着て座って説明を聞いている。今、自分は……

 乳ももげよとばかりに爪を立て、嬌声を迸らせる。最高に気持ち良かった。

――見てえっ! 皆、見てえ! ケイはこんなにエッチで淫らなのおッ! はあんっ! はあああああーんッ! マンコにローター突っ込まれて悦んじゃう女なのおっ! はああああんっ! ご主人様あああっ!

 そう、胎内のローターは昨日のこのときからずっと休まず動き続け、ケイを発情させっ放しにていたのだ。

 その行為が行われた同じブリーフィングルームで皆と並んで座りながら、昨日の記憶と目の前の現実が頭の中でごちゃごちゃにシンクロする。

 ローターの与える快楽と相まって、まるで今、皆の目の前で公開オナニーをさせられているかのような倒錯。

(ああっ……もう何がなんだかわかんないっ! んあっ……ふくうううっ!)

 女体を苛む快感に我慢できなくなって、ケイはついに机につっ伏した。
暗闇の中で指先をスカートの股に忍ばせ、音を立てないように撫ぜる。

「ケイちゃん?」
「ケイ君?」

 スミレと太陽が同時に小声で問いかける。

(ダメだっ……バレちゃうっ!)

「……つまり、連れ去られた女性たちは、その異星の知的生物の繁殖のため、つがいとされていると考えられるのだ」

 天寺の大胆な結論に、大きなどよめきが起こった。場が騒然となる。女たちの過酷な運命に憤りの声を上げる者、涙を零す者……

(今……!)

 その喧騒に乗じてスカートの中に手を突っ込み、ショーツの上からクリトリスを強くさする。

(イッ……イ。はんんんンンンっ!)

 ギュッと歯を食いしばって声だけは封じ込める。絶頂が体を持ち上げる。

(と、飛ぶっ! いっちゃ……くあああああああっ! 皆の居る中で、私……オナニーしてるッ!…イッちゃうッ! イックううううううううううううううう!)

 伏せた上体がガクガクと揺れる。

「ケイちゃん! ちょっと!」
「大丈夫か! 銀河君!」

 二人が大きな声を出すが、それは周囲の騒音に呑み込まれて他の者たちには届かない。

「ら……らいじょうぶ……ちょ、ちょっと……ショックらった……らけらから……」

もう、その先の作戦内容は聞いていられなかった。
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