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第19章 今夜だけ、許して…

「ヤバかったよ」

「………！」


肩を押されて、ふいをつかれた体が仰向けになる。

……その上から、遼くんが覆いかぶさってきた。


「挿れた瞬間、春菜がすっげー締めつけるから」

「………！！///」

「マジで放っちまうかと思って焦った」

「～～りょ、遼く…」

「突く度にナカを痙攣させて……あれってワザと？」

「し、知らない！」


～～～遼くん、全然違う人みたいだ！

こんなに楽しそうに笑う顔、滅多に見れないし

さっきから凄いことをサラリと言うから、こっちは心臓がもたない。



「……春菜」

「………」

「手、どけて。顔が見えない」



真っ赤な顔を隠したくて、覆った私の両手を

遼くんの右手が静かに外した。



「……気持ち良くて、死ぬかと思ったよ」

「………！」

「もう一回したい」

「……っ ん、遼く…」



「……春菜……」