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春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第22章 いい女、いい男、もっといい男

「なに、その強烈って…」

「普通、一般人じゃ絶対に会えねぇ人なんだけど。
兄貴の弟ってこともあって、俺は一発で気に入られた」

「……一般人じゃねぇの?」

「お前も売れてるデザイナーなんだから、同じようなもんだろ。
ビビるぜ、色んな意味でオーラ凄過ぎて」

「………」

「確か、今夜は彰(あきら)くんも一緒だって…」

「……宮本、俺をどこの世界ブッ込もうとしてるわけ?」



オネエ、兄貴、彰くん

……聞いただけで全部男じゃねぇか。

金を出してスタスタと店の外に出る奴の後ろに、仕方なく続く。

つーかほんとこいつ顔が広いな。



「だったら女を紹介してくれた方がよっぽどいいんだけど~」

「その前にまずはリハビリだ。
5年も1人だったんだからな」

「………!」

「笑い・喜び・楽しさ・嬉しさ
てめぇの回復値をMAXまで上げてやる」



駅まで続く歩道の、街灯の下で

宮本は振り返ると、俺を見てニヤリと笑った。


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