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第23章 Love is forever

ふわっと微笑むユキを見て、胸がいっぱいで

ゆっくりと、私も両手をユキの頬に添えた。



「……奇跡じゃないわ」

「………」

「私がユキを好きになるのは、決まっていたのかもしれない」

「………！」

「……私を笑顔にしてくれる言葉を、いっぱい言ってくれたもの」



……ユキを好きな気持ちが、心の奥から溢れてくる。

愛しい気持ちが、止まらない。



「 “ 俺といると、すっげー楽しいよ ” 」

「………！」

「 “ 楽しいし、気持ちいいし、きっと新しい春ちゃんを発見できるよ ” 」

「……あー…」


彼の台詞を思い出してそう繰り返すと、ユキは眉を寄せて苦笑いを浮かべた。

その表情が可愛くて、キュンとしてしまう。


「あの時も、嬉しかったな。
“ 春ちゃん温め隊 ” として参上してくれた時」

「……わー、サムイな俺……」

「ふふっ、寒くないよ。
痛いの飛んでけって、素敵なおまじないも……」

「ねぇ、もういいよ。やめて」