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第23章 Love is forever

離さないと言ってくれたユキを見つめ返して

両手を握って、もう一度大きく頷くと


「………！」



ユキの瞳が揺れて……光が溢れ出した。



「ユキ……」


「好きです」


「………！」


「一生守るから、俺に付いてこいって……
自信を持って言える男に、必ずなってみせます」


「………っ」


「春ちゃんが幸せを感じて、笑い続けてくれるように
……俺にできることは何でもするよ」




……力強い言葉で、宣言してくれたユキの瞳から


一筋の涙が、頬を伝って流れていく。


胸に想いが込み上げてきて、私も目頭が熱くなる。




「……ごめん。笑ってほしいのに」


「……っ ユ、キ……」


「なんか……だめだ。
あんたが綺麗で……泣けてくる」


「………っ」


「あんたの目に、俺が映ってるから……
俺を、見てくれるから……」




……ユキ……！



彼の溢れる涙を、指で拭おうとするけど

私の視界もぐちゃぐちゃで、手が震えてしまって



「………！」



両手をユキの頭に回して、ぎゅっと抱きしめた。


ユキが潰れちゃうんじゃないかってくらい、強く強く抱きしめた。