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快楽の奴隷
第2章 ネットカフェでのオナニー
そしてポケットから手帳を取り出すと、一枚破いてそこにスマートフォンのアドレスと電話番号を書き込む。
「これ、俺の連絡先」
「えっ……?」
そこには不用心とも思えるほど簡単に高梨秋希(たかなししゅうき)という名前まで記載されていた。
「高梨、さん」
「また会いたくなったらそのアドレスに連絡して。じゃあ」
そう言い残すと高梨は何の余韻も残さず個室をあとにしていった。
「えっ……」
絶対にこのあとセックスをされると予想していた花純は、安心するよりも肩透かしを食らった気分になる。
正体不明の男はその行動までもが彼女には理解不能なものだった。
これが沼田花純の運命を変える、始まりの夜の出来事----
「これ、俺の連絡先」
「えっ……?」
そこには不用心とも思えるほど簡単に高梨秋希(たかなししゅうき)という名前まで記載されていた。
「高梨、さん」
「また会いたくなったらそのアドレスに連絡して。じゃあ」
そう言い残すと高梨は何の余韻も残さず個室をあとにしていった。
「えっ……」
絶対にこのあとセックスをされると予想していた花純は、安心するよりも肩透かしを食らった気分になる。
正体不明の男はその行動までもが彼女には理解不能なものだった。
これが沼田花純の運命を変える、始まりの夜の出来事----